●3枚目CDレコーディング編●その3

10月29日
今日は朝からオープリーミルズという巨大ショッピングモールでまた買い物。この時ばかりは皆、目が輝いています。このモールにはギブソンショップがあり楽器作りが見学できたり、時々ライブもあっているようです。


今日は美砂の夫でうちのベース弾きでもある、高瀬洋平がナッシュビルに16時頃到着予定。 私達はショッピングを後ろ髪引かれる思いで早めに切り上げ空港へと迎えに行きました。



彼は初めての海外旅行という事もあり本人以上に私達は心配でしょうがなかったんですが案の定、空港に着くと時間になっても洋平の姿が見当たりません!私達は手分けして彼を探し回りました。 『まさか』という思いで必死に探していると、人ごみの中からひょろっとした東洋人らしき人が......。 ベースを持っていたので『あ、洋平やん!!』と思わず大きな声を張り上げて叫んでしまいました!
ちょっと疲れた様子でしたが、無事にたどり着け私達もひと安心。(実は入国審査の時に別室に連れて行かれ色々と質問を受けたようです...笑)

それから家で軽くランチを済ませ、IBMAへ。スケジュールをチェックすると今日も豪華ラインナップ。早速、席を取りに行くと既にNashville Bluegrass Bandの演奏が始まっていました。久し振りに観るNBB。『みんな老けたね〜』という印象でした。それだけ自分も年取った証拠ですね!!それからLarry Sparks&TheLonesome Rammblersと続きます。来福した事もある彼等はメンバーが変わってましたが意外とLarry Sparksってこっちでは人気があるんだなと(失礼!)感じさせる拍手喝采を浴びていました。
それからお目当てのThe Tony Rice&Peter Rowan Quartet!!


以前、我が家に泊まりに来た事のあるPeter Rowan の話しは有名ですが(笑)彼も相変わらずパワフルな歌声で観客を魅了していました。Tony Riceと一緒にユニットを始めてから更に活躍しているようですね。 Tony Riceも相変わらずクールにギターをプレイしてましたがあまりにも凄過ぎてついていけませんでした。その二人をサポートしているのが何と女性陣!彼等に匹敵するような素晴らしいプレイでした。 ベース&ハーモニーボーカルには「Bryn Bright」。彼女のプレイはただのブルーグラスベースではありません!とにかくボロボロとソロも弾きこなしちゃいます。前までは彼女の旦那さんがこのバンドでマンドリンを弾いていたのですが、今は最近話題なあの「Uncle Earl」http://www.uncleearl.net/のメンバーでベース担当の「Sharon Gilchrist」がマンドリン&ハーモニーボーカルを担当。彼女は腕ももちろんですがルックスもいけてます!

この後はTim O'Brien。彼の息子が1曲ボディーパーカッション&ダンサーとして参加していました。 そういえば前日のRicky Skaggsのステージでも彼の娘が一緒に歌っていましたよ。それからDarrell Scottに続き、トリはThe John Cowan Band!http://johncowan.com/


いつ聞いてもジョンの歌声は最高ですね。ですが、この時点ではお客さんが前日に比べて少なかったです。もったいないな〜と思いながら私達は彼等の演奏を楽しみました!

今回のIBMAでは特に子供と女性のプレイヤーが目立っていたのが印象的でした。会場へ行く途中、Sam Bushが子供にマンドリンを教えていましたし。。。こちらでは有名プレイヤーでも一般人に混ざって普通にしています。なので、いつもドッキ リする事が多いんですよ。そうそう、ソファに座って待っていると、『どっかで見たオジサンやな?』っと振り返ったらJ.D.Croweだったり(笑)トイレではLynn Morrisにバッタリ会いました!彼女はずっと病気だったようで残念ながら今は音楽をやってないようです。それから今年からこのIBMAでは『Grand Master FiddlerChampionship』も同時に行われました。この女性がチャンピオン↓


とにかく目白押しの2日間でした。たくさんの超有名ミュージシャン達のステージが観れて大満足♪ファンフェス後にはIBMAの主催者ナンシーさんにもお会いできました。またいつかIBMAでパワーと刺激と感動を得たいですね!!

〜つづく〜



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