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 今回は私が通っているナッシュビル・テック(Nashville State Tec:テネシー州立ナッシュビル技術専門学校)についてレポートします。

1.学校の場所は?――ナッシュビル・テックはダウンタウンから約15分のところにあって南西側に位置してます。

2.学生の年齢層は?――この学校は、特に“大人”(すでに働いている人たち)を対象としていて、高校を卒業した人たちから高齢者までの幅広い年齢層の人たちが通っています。生徒数は11、000人ぐらいで、夜間のクラスは特に人気があります。(私はどちらかというと夜間のクラスをとります。先生たちが昼に比べると‘甘い’から。ははは。。。)

3.専攻科目は?――様々です。例えば、建築技術科、自動車サービス業科(というのかな?)コンピューター会計士科、調理士科、電子技術科、環境技術科、産業技術科、警備科など。私の専攻科目はビジュアル・コミュニケーション、グラフィック・デザイン科です。

4.学校での変わった光景は?――先生のオフィスから赤ちゃんの泣き声が聞こ
えていたことがあった。またグループワークが多く「意見を出さないといい点数をもらえない」というクラスが多いです。ビジネスMathのクラスで、ページをめくってカンニングしないように先生が一人一人の生徒の教科書に輪ゴムをくくりつけてテストをしたこともありました。
また、先生に対して異議を唱える人が多い。

美雅

5.日本と違う点は?――私は州立に通っているので、学生保険に入らないといけません。強制的に。学校にもよると思いますが学生はこれを払わないと、授業には出れますが単位はもらえません。一年単位で約650ドルです。
 
 病気といえば風邪くらいなので、私ってこの保険はただの無駄使いにすぎません。一度だけドクターに診察を受けに行ったことがありますが、予約してから診察を受けるのに3ヶ月もかかって、(これは普通らしい)しかも診察料が100ドルもしました。「これはちょっとないでしょう」と思って学校のあるアシスタントに文句を言いに行くと、「保険を使うときの最初の料金はこんなもんだ、私にはどうにもできない」などとかわされました。もう保険は払わん!と思ったけど、払わないと単位がもらえないので、どうしようもありません。

 しかし、難民でアメリカに住んでいるベトナム人の友達のおじいさんを、何回かある病院に連れていったことがあります。そこはクリスチャンによるボランティア関係の病院で、ちゃんとした医師5、6人と助手達によるキリスト教の病院です。別にキリスト教でないと行けないというわけではなく、外国人の難民や、貧しい人などを対象とした病院で、どの病気にしろ料金はなんとたったの5ドル!また薬はただで貰えます。しかも予約無しでもWalk In OK.です。

 そこへ患者として何回か行ってみました。Nashvilleはアメリカでも特にアレルギー(花粉症:毎日のテレビのニュースで、気象情報の一部で花粉情報があるくらい)がひどい環境にあるので、健康な私でもこれにはかないません。

 また他にキリスト教に関する事で、よかったことは沢山あります。そのなかでも、ただで英語を学べる教会がダウンタウンにあります。名前はBaptist Church。ここ南部はCathoric(キャソリック)のChurch Of Christ(チャーチ・オブ・クライスト)とBaptist Church(バプティスト・チャーチ)が大きな教会で、親切な人たちが多いです。

 そのバプティスト教会では、主に難民で来ている外国人を対象に英語をただで教えています。私は2年前に日本人のクリスチャンの友達にさそわれて、約1年ほど英語をそこで習いました。強制的な勧誘など全然ありません。アメリカに来てびっくりした事は、教会のパワーはとにかくすごい!ということです。



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